1300年の歴史を持っている烏鎮は、十字形の河水系により東西南北の四つのブロックに分けられている。地元の人々はこれらを「東柵・西柵・南柵・北柵」と呼んでいる。2001年に開放された東柵区は、本場の水郷雰囲気と濃厚な文化背景で、中国随一の古鎮観光名所となった。近年に開放した西柵区は、自然と建築、人間と環境の調和を一層強調した。明清時代の建筑、東西に横切る西柵老街、入り交じる河道、古い石橋、天然湿原などを持っている。東柵と西柵の区別と言えば、東柵は観光型景勝区で、西柵はリゾート機能を持つ浮世から離れる別天地である。