ホーム>中国観光案内>都市別案内>SuZhou 蘇州>概況

概況

 上海の西80キロ。北に長江、西は太湖を望む町。
 2500年前に戦国時代の呉の国である。当時、江南で覇を競ったのは今の杭州に都を置いていた越。両国の戦いの歴史は、「呉越同舟」「臥薪嘗胆」などの成語として今に伝えられる。
 隋の時代に北京と結ぶ運河が開削されると、物資の集散地、絹織物の生産地として繁栄を続ける。その経済的な繁栄を背景に、文化が爛熟し、「地上の天国」と言われるようになる。絶頂期は明、清時代。金持ちが庭園を造営する、パトロンを求めて全国から絵師が集まってくる、酒楼が軒を連ね名妓が輩出する、等。
 蘇州は庭園が多いことで知られるが、一般に中国の庭園は主に三つに分けられる。ひとつは皇帝の庭園。頤和園であり円明園である。二つめは私邸。金持ちや役人が老後の隠棲のために造ったものが多い。三つ目は寺院に付属する庭園。蘇州の庭園は、ほとんどが私邸にあたる。

関連ツアー
お問い合わせ
  • ご芳名:
  • Eメール:
  • 内容: