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飛来峰

  飛来峰とは飛んできた峰の意味です。飛来峰についてはいろいろな説があります。今から千六百余年前に、インドから来られたお坊様「慧理」がここに来られて、この山を見たら、驚いた口振りで「インドの霊鷲山の一角である須弥山にそっくりですね。須弥山はいつ頃ここに飛んできたのでしょうか」と何回も繰り返して、飛来峰と名付けられたそうです。また、彼はここを選んで霊隠寺を開きました。
  地質学上、この峰は周囲の砂岩と異なる石灰岩からなっています。まわりの山々とは別種の感じがあります。飛来峰の高さは海抜209メ―トルで,その山の岩壁と洞窟の中で五代から宋代までの石刻像があわせて338体が彫られています。
  最も南側にある一番大きな洞窟――青林洞の入口が虎の口の形をしていますから、虎の洞窟ともいわれています。入口の左側の壁には大勢至、観音、弥陀の三尊の小さな仏像が彫られています。それらは951年、五代後周の時代の物で、飛来峰の中でもっとも古い彫り物です。右の壁には1022年宋代に彫り刻まれた盧舎那仏一組があります。盧舎那仏が蓮華台の中に座っており左右に分けられたそれぞれ獅子と象にのっている文殊仏と普賢をおよび四天王と供養人と合わせて15体です。
  玉乳洞洞窟の天井に岩石は乳白色ですから、玉乳洞と呼ばれています。昔、洞窟の中にたくさんの蝙蝠が生息していた、また天井の形が蝙蝠に似ているところから、蝙蝠洞も呼ばれています。この洞窟の中で釈迦三尊と五十余りの羅漢像が保存されてあります。
  理公の塔は六角形の七重の石塔で、高さは約九メ-トルです。明の万歴十八年、つまり1590年に霊隠寺を開山したインドの慧理和尚を記念するために建立されたものです。その上に塔銘や金鋼経や仏像などが彫られています。塔の下には彼の仏舎利と遺品がおさめてあると伝えられています。

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