訪中旅行はCITSとともに成長してきました。今では、日本をはじめとする世界各国の旅行エージェントと業務提携関係を結んでおり、毎年何万人もの旅行者を取り扱っています。訪中旅行部門は、60余年の間ずっとCITSのメイン業務部門であり続けてまいりました。
現在、CITSの中には「入境旅遊部」が設けられており、その下には各言語別に下記のような業務区(部署)が置かれています。
・亜非区(Asia & Africa)
・電子商務区(E-Commerce)
・法語区(French-speaking Regions)
・徳語区(German-speaking Regions)
・東俄北欧区(Russia, East & Northern Europe)
・意大利語区(Italy)
・美大区(North America & Oceania)
・西語区(Spanish-speaking Regions)
・英国区(UK & Other English-speaking Regions)
・日韓区(Japan & Korea)
日韓区について
CITSの成立当初において、日本からの訪中者を受け入れる業務は、既に国旅総社の主な業務でした。この60年余りの間に日本から中国を訪れる人の数は劇的に拡大していますが、国旅総社は一貫して日中両国の民間交流の絆とも言われながら、大きな役割を果たしてきました。その業務も、設立当初は経済・文化交流のミッション受け入れが主でしたが、その後の改革開放を経て多くの一般観光客が中国に来られるようになったことから、今では日本の旅行業界のパートナーとして年間最大10万人ほどの旅行客の手配をさせていただいております。また、業務の分野は政府公式訪問、経済団体訪問、ビジネスや教育旅行、一般観光といった広い範囲にわたっています。
2012年から元の「日本部」は「日韓区」と名称が変更され、韓国からの訪中業務も取り扱うことになりました。今現在(2017年)担当する従業員数は30名ほどで国旅総社のインバウンド業務中の最大部門であり、12名のベテラン社員ガイドチームも保有しています。これは国内の他の旅行社にはない、当社の強みといえます。
当社は、その豊富な経験に基づき、中国事情とお客様のニーズを的確に把握して、適切な旅程の企画提案を行なうことで、円滑で実りある旅行をお約束できます。当社のネットワークは極めて広範で、中国全土をカバーする連絡網があり、特に政府機関や各級役所との交渉や旅程手配については、優れた手配力を有しています。当社は、教育旅行、シルクロードやチベットへの鉄道旅行、長江(揚子江)三峡クルーズといった特色ある旅行を含むすべての中国旅行手配において抜群の優位性を誇っています。またガイドチームは、全員が通訳としての高いレベルを有していることも当社の自慢です。
私たちは、このような豊かな経験と優れた条件をもとに、今後も中国を訪れるお客様やエージェントの皆様のために良質のサービスを提供していきたいと深く願っております。