上海は 2026 年末までに宝山区にて世界一高いスポークレス観覧車「上海ゲート」の建設に着手し、国際的な魅力を一層高める方針だ。高さ 228 メートルに及ぶこのカプセル回転式アトラクションは、山東省に現存する記録保持施設を大幅に上回る。上海ゲート構想の中核プロジェクトとして、この新たなランドマークは上海が世界的な観光都市へと発展することを後押しし、訪中観光客に宝山水辺からの絶景眺望スポットを新たに提供する。
本プロジェクトは第 5 回上海観光投資促進会議にて発表され、総投資額 40 億元(約 5 億 5000 万米ドル)の投資パッケージの一環となる。この大規模事業には、華東地域に点在する複数のハイテク文化プロジェクトが含まれ、新エネルギー観光車両を導入した徐匯西岸周遊ルート、3000 席を有し没入型デジタルアート専用施設となる上海西岸スタードームなどが挙げられる。さらに、人気ドラマ『繁花』を題材とした AI 対話型シアターも整備され、中国大衆文化ファンに最先端の体験を提供し、上海の訪日観光(訪中観光)コンテンツの多様化を推し進める。
都市ランドマークの整備にとどまらず、上海市政府は農村観光とスマートテクノロジーを都市発展戦略に戦略的に融合させている。水辺周遊ルート第 1 期は 2027 年の開通が見込まれ、全長 11.4 キロメートルにわたる黄浦江沿いの景観を結ぶ。これらの整備は世界の旅行者に対し、上海が伝統文化・近代建築技術・デジタルイノベーションを調和させた街づくりを推進する姿勢を示す。巨大市場の強みを生かし、上海は観光サービスの質を高め続け、訪中観光を都市の国際的ブランドを支える重要な柱として定着させる。
