北宋を代表する詩人・書家である黄庭堅の生誕980年を記念する特別展が、江西省博物館で開幕した。
中国本土で開催される黄庭堅の書作品展としては最大規模となる本展では、一級文物14点を含む85点の文化財を展示。代表作である草書の『花気詩帖』や行書の『青衣江題名巻』など、彼の書風の全貌を網羅している。
来場者は、マルチメディアによるインタラクティブ展示、詩の朗読、香りを楽しむ体験などを通じて、宋代の雅やかな世界に浸ることができる。また、黄庭堅にちなんだ「非遺」(無形文化遺産)の手作り香牌や詩のクイズといった体験イベントも行われ、北宋時代の文人の生活様式を体感できる。
江西省文化・観光庁と故宮博物院が共同主催する本展は、2026年3月1日まで開催される。国際的な観光客にとって、中国古代文学と書道の深遠な魅力に触れる絶好の機会となるだろう。
