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甘粛楡林窟の見学は一時停止

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日期: 2018.04.22 作者: CITS
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 敦煌研究院のホームページでは、4月20日、該研究院が管理している瓜州県の楡林窟では基礎施設の整備、見学条件の改善と最適化、文化財保護と管理レベルを向上させるなどの関連工事を行うため、2018年4月25日から6月20日までに対外開放を一時停止すると知らせました。

 楡林窟は甘粛省瓜州県(元安西県)南に車で約70キロ、敦煌市の西に車で約165キロほどの川の谷に位置し、楡の木がたくさん生えているため名を付けられたのです。ここでは43箇所洞窟が現存し、唐の時代から五代、宋、西夏、元、清などの各時代の建造と修繕で、 壁画は5650㎡、塑像は272体、壁画の神像は10826枚ほど保存されています。


 楡林窟は敦煌莫高窟と同じく、内容や芸術風格、絵画形式などでは一脈相通じて姉妹窟とも言われています。高い歴史価値と芸術価値を持ち、敦煌芸術の分割できない重要な構成部分であります。その中に、3号窟と25号窟と29号窟はその代表といえます。


関連ページ:http://public.dha.ac.cn/content.aspx?id=897260860913


(胡)

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