12月26日、陝西省西安市にある陝西歴史博物館より常設の基本陳列《陝西古代文明》は2018年1月7日~2018年5月18日の期間中に改装工事を行うと発表した。
当博物館の基本陳列の《陝西古代文明》は、2008年から始まり、もう9年間展示を続けいてきましたが、見学者のますます増えているご要望に応じて、当博物館の新しい成果を展示するために改装工事を決めたという。
程旭副館長の紹介によりますと、今回の改装工事は、従来の“専門家意見重視”のほかに、社会意見をも収集して、専門のデザイン会社及び協賛者の提案もあわせるそうです。改装後の基本陳列は以前の陝西の古代文明の生まれ、成長を軸をして、史前、周(西周含む)、秦(先秦含む)、漢、魏晋南北朝、隋唐、宋元明清など七つの分に分けて、ここ数年の発掘した古代文物の中から優れた出土品とシルクロードに起点であるものを補充します。新しい陳列館はより多くの文物、もっと優れたデジタル技術とより完備的な環境で見学者を迎えたいと紹介したのです。
改装工事は正常見学に影響しないため、1月9日から 《三秦華章光耀四方-陝西周秦漢唐文物精華展》の展示を行います。 展示物は周代、秦代、漢代と唐代のテーマ別で、171万点の所蔵品から600余点選ばれ、下記四つの内容のように、基本陳列を凝縮したのです。
一.鳳鳴岐山。周族の台頭、西周王朝と西周の経済文化の三つの面から西周を紹介します。
二.東方帝国。秦の台頭と天下統一の二つの面から秦の興亡を紹介します。
三.大漢雄風。漢の長安、経済繁栄、漢人の生活と対外交流の四つの面から漢代の時代特徴、生活風貌を紹介します。
四.盛唐気象。東方名都、大唐盛世、文化燦爛とシルクロード繁栄の四つの面から栄えた唐を紹介します。抜群の文物で、歴史を展示して、蓄積してきた文明を展示します。
---陝西省歴史博物館 2017-12-28