安徽省・蕪湖馬仁奇峰景勝地の中国初の特殊ガラスを使った吊り橋「飛龍在天」が今月23日から一般公開される。同景勝地が18日の取材に対して明らかにした。中国新聞網が報じた。
同景勝地の職員によると、「飛龍在天」の全長は388メートル、垂直高度は180メートル。馬仁奇峰の最高峰と太陽山をつなぎ、ガラスの橋とガラスの桟道からなっている。この橋は、国家検測センターの検査をクリアし、文化と体験を融合させた、特殊ガラスを使った唯一の吊り橋だ。
現地に行ってみると、このガラスの橋には、ガラスが音を出して割れる演出や、雲・霧が発生する演出などの特殊な演出ができる装置が搭載されていることが分かった。遠くから見ると、両端の山の峰はまるで「大きな龍」のように見え、それがガラスの橋を支えているようで、橋の下には木々がたくさんあり、美しい絵のような風景となっている。
安徽省南部の観光地中部に位置する馬仁奇峰景勝地は、長江南岸の銅陵県、南陵県、繁昌県の3県が交わる場所にあり、美しい風景と奥深い文化が魅力となっており、「安徽省南部の張家界」、「江浜小黄山」などとも呼ばれている。同景勝地は体験型観光地や革命をテーマにした観光地の構築に力を入れており、「飛龍在天」のほか、絶壁ガラス桟道、ゴムボートでの川下り、森林散策、ロング滑り台、革命がテーマの収蔵館などがある。また、同景勝地は国家AAAA級景勝地、国家級森林公園、国家級地質公園に指定されている。
---「人民網日本語版」2017年12月20日