所在地:湖北省
認定年:1994年
概 要:
武当山とは、湖北省十堰市にある山でまたの名を太和山という。「玄天真武大帝」を奉る道教武当派と中国武術の武当拳発祥の地とされている。
武当山は古来、道教の信者が仙境を極めんとし修業に励んだ土地であり、山脈中には道教の寺院である道観群がある。険しい岩肌や木々のうっそうと茂る風景からは、仙人の住む地にふさわしい、厳かさ、偉大さを感じ取ることが出来る。
道観は元の時代にいったん戦火で焼失したが、明の洪武帝の時代に再建されている。玉虚宮や金殿などが有名である。