所在地：北京市、江蘇省、河北省、湖北省
認定年：2000年
概 要：
明や清は、中国の歴史において欠かすことのできないかつて存在した王朝である。このように、中国の歴史を彩ってきた「明」、「後金」、「清」の時代に建造されてきた歴代皇帝、皇后、妃たちが眠る各陵墓は、明・新王朝の皇帝墓群として世界遺産に認定されている。
明・清王朝の皇帝墓群が所在しているのは、「北京市の明十三陵」、「江蘇省の明孝陵」、「遼寧省の盛京三陵」、「湖北省の明顕陵」、「河北省の清東陵」で、各時代を代表する陵墓がそれぞれの場所に残されている。
どれも、豪華な造りとなっており、当時の建築技術を窺い知ることができる。これらの陵墓群は、かつての中国の文化や儀式などを知る上で非常に重要な建造物となっており、非常に価値の高い物となっている。