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マカオ歴史地区

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所在地:マカオ
認定年:2005年
概 要:

 マカオ歴史地区とは、中国の特別行政区に該当するマカオにある20以上の建造物・広場などの古跡を含む地区一帯を指します。かつてのポルトガルの植民地であったマカオにおける東西文化のユニークな同化と共存を見ることができます。
 モンテの砦は海抜52mの丘の上にあり、聖ポール大天主堂跡の横にあるエスカレーターから行くことができる。1617年から1626年にかけてイエズス会修道士によって建造された軍事要塞で、総面積は約8000㎡、四方を防壁に囲まれている。
 ナーチャ廟と旧城壁は神話上の人物であり武道と疫病退治の神であるナーチャを祀っている。このナーチャ廟のすぐ横にある土壁が旧城壁である。旧城壁は17世紀初期にポルトガル人居留区を守るために築かれた。
 ロバート・ホー・トン図書館は香港の事業家ロバート・ホー・トンさんが生前別荘として使用していた場所で、彼の死後遺言によってマカオ政府に寄贈されて図書館となった場所である。今現在も通常通り営業されている。
 ドン・ペドロ5世劇場は、1860年にマカオ在住のポルトガル系住民によって建設されたアジア初の西洋式の劇場にして上流階級の社交場である。名前の由来は、ポルトガル王ドン・ペドロ5世からである。当時、芝居やコンサートは社交に欠かせないもので、初めのうちは男性専用だった。
 聖オーガスティン広場に面している聖オーガスティン教会は、1586年にスペインよりやって来たオーガスティン派修道士によって造られた修道院が元になっている。後にポルトガル人に引き渡し、現在の場所に移転してきた。1874年に改修され、現在の形になった。

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